カテゴリー : かぶれについて
頭皮の赤み放置しないで!
頭皮の赤みは実は奥が深いのです。
ただ 「炎症起きてますね〜」って言われませんか?
実は頭皮の発赤からはたくさんの情報が得られます。
原因も様々あり異なります。特にカラーやパーマ時にしみる方、かゆみのある方、その症状を当たり前にしないでくださいね。頭皮の赤みを放置した場合、かぶれや慢性的なかゆみ、脱毛、色素脱失症などへ悪化していく場合があります。
能代店では、こういった症状でも頭皮の状況を見ながら、カラーやパーマを楽しんでいけるよう理学美容クリニカルカラーパーマを提案しております。
改善しているのがわかります。
約1ヶ月ちょいサイクルでのカラーを3ヶ月に1回(状況見て)、理学美容クリニカルカラーにして、お薬(初期段階のみ)とホームケアを頑張ってくださり改善へ!!! 生活習慣が原因にある場合、時間がかかるのと生活習慣の見直しも必要となります。
健やかな頭皮へ、改善してるのがわかりますね。
カラーやパーマをこの先ずっと楽しみたい方のために・・・!!!
かぶれについて
私達は日常的に多くの化学物質に接触しております。しかし、ある日、突然‼️痒みや痛みに襲われたり、皮膚が赤くなったり、炎症を招く事があります。
それではなぜ、かぶれは発生するのでしょうか⁉︎
それは、化学物質が皮膚に合ったり、馴染んだりする事がないからです。しかし、私達の皮膚には、それぞれの化学物質を受け入れる許容量という生体機能が備わっております。言うならば、皮膚には、それぞれの化学物質を入れる容器があると考えても良いかもしれません。この容器がいっぱいになると、化学物質から皮膚を守るため、生体防御反応(アレルギー・過敏症)が発生します。つまり、化学物質や化学薬品の長期にわたる過剰摂取によって、皮膚のターンオーバー が乱れ、バリア機能が壊れる事で起きます。生体防御反応を分類すると次のようになります。
1.毒性反応(危険信号)皮膚に許容量を超える有害物質が接触した場合、表皮層の好塩基球が破裂し、細胞障害物質(a.ヒスタミンb.ヘパリン)を分泌させます。結果、痒み、痛み、発赤、湿疹、炎症などを局所的に発生させ、危険信号を発信します。
2.アナフィラキシー(危険信号)皮膚に許容量を超える有害物質が接触した場合、真皮層の肥満細胞が破裂し、細胞障害物質(a.ヒスタミンb.ヘパリン)を分泌させます。結果、痒み、痛み、発赤、湿疹、炎症などを全身に発生させ、危険信号を発信します。
3.自己免疫疾患(障害)皮膚に許容量を超える有害物質が接触した場合、好酸球からインターロイキンが分泌され、好中球が異常活性を起こし、細胞障害物質(a.活性酸素b.たんぱく質分解酵素)を分泌させます。具体的には、敵、味方の区別無く、皮膚に接触する多くの物質や外界刺激物を攻撃する過剰防衛反応の出現です。結果、痒み、痛み、発赤、湿疹、炎症などを広範囲に発生させます。
なぜかぶれが起きるのか?
ちゃんと説明できる美容師さんって少ないと思います。これは美容師側だけでなくお客様にも学んでいただく事が大事です。国家資格であり、美容”師” の本来の在り方を追求し、毛髪だけでなく、しっかり頭皮や肌の事も学ばないといけないと思ってます。ケミカルを否定しているのではありません。ケミカルにしか広げられない色の世界やデザインが無数にあります。大事なのはケミカルとどう折り合いをつけていくか…。